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地に響くEARTH RESONANCE

【世界の風に当たる〔Part2〕】行って良かった!ホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)

2020/03/12

MACROBIOTIC SIDE

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【世界の風に当たる〔Part2〕】行って良かった!ホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)

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日本で最も名前の知られたオーガニック商品をメインに取り扱う人気のスーパーと言えば、ホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)ではないでしょうか。全米で展開されており、ハワイ店は有名です。2017年にAmazonが買収したことで日本でも話題が高まりました。

バークレーにも出店されており、看板を見るや期待が高まりました。私は今回がWFM初体験です。

ホールフーズ・マーケットが人気の理由は?

バークレー店の駐車場は平日の午前中にも関わらず満車。店内は大勢の人で賑わっていました。

この日に訪れた様々なお店の中でダントツと言って良いほど集客に成功していたのがホールフーズでした。

野菜コーナーをはじめ、飲み物、化粧品、お菓子、ペットフードに至るまでOrganicの表記ばかりです。

陳列が美しく、手に取りやすい工夫がされていてお客さんが楽しそうに選んでいました。

店内のフレッシュな空気感と顧客ニーズとツボを的確に押さえた商品ラインナップは見ているだけで全部欲しくなってしまいます。

加えて高品質でも手頃な値付けが人気の理由ではないでしょうか。

2016年には全米で450店舗以上も展開しているそうです。

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生鮮野菜とフルーツのコーナー


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入店してまず目に入るのが新鮮な野菜とフルーツが陳列されたコーナーです。

Organicが多く、heirloom(エアルーム:固定種)と表記されたトマトも販売されていました。

身体を育む根本はやはり食事。「KNOW YOUR ROOTS」の表記が印象的でした。

ボードの下には根菜類がズラリ。

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色とりどりの野菜は見ているだけで楽しい気持ちになりますね。

こちらがエアルームのトマトです。

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形や色は不揃いですが、代々種子が受け継がれ栽培されてきた品種は、多様性が大切にされている現代の社会でこそ、さらに価値が高まっていくはずです。

ちなみにこの種類のトマトは日本では「ビーフトマト」という名前で種子が販売されていることが多いです。

私も一昨年栽培しましたが、形が面白く、料理に映えますね。

美味しそうな様々な種類・味付けのオリーブです。

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ナッツ・ドライフルーツ・チーズ・アイスのコーナー


世界各地の様々なナッツや雑穀、ドライフルーツの量り売りコーナーです。

こういう陳列で商品を眺めていると料理のインスピレーションも高まります。

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玄米もありました。

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チーズの種類も豊富です。

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アイス売り場。Organicのアイスって珍しいですね。

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化粧品のコーナー


Organicなライフスタイルを送る人達に人気の化粧品が沢山並んでいました(嫁さんが教えてくれました)。

デザインが優しい物が多く、使い手のことを考えて製造されている様子が伝わってきます。

ちなみに私はフェイシャルエステで使おうとOrganicのエッセンシャルオイルを2本買いました。

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ペットフードのコーナー


ペットフードもOrganic製品がズラリ。

この商品ラインナップは日本で見たことはほとんど無いため驚きます。

ホールフーズに行くことがあれば、ペットフードコーナーはぜひ立ち寄ってみてください。

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コールドプレスジュース URBAN REMEDY


ホールフーズの店内ショップのURBAN REMEDYというフレッシュジュース屋さん。

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種類豊富なコールドプレスのジュースが販売されていました。

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アサイーがメインのジュースを購入して飲んでみましたが、ザ・デトックス!という感じで身体にしみわたりました。

とても美味しかったですよ。

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店員さんは生き生きとされており、自分の仕事に誇りを持っていらっしゃいました。

「食べ物が人をつくる」がよくわかりますね。

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ローカルは自然ポテンシャルの高さが強み。今すぐ意識改革し行動すべき。


日本も都内を歩くとオーガニックショップが増加している様はよくわかりますが、地方では認識はまだまだ低いです。

長野は一部のアンテナの高い方々が頑張ってくださっていますが、社会認知レベルはまだまだでしょう。

数年後には

「オーガニック?ソッチ系ですか。そんなマニアックなことをやってもねぇ」

「有機栽培?そんなものやっても意味ないですよ。無農薬や無化学肥料でろくな野菜なんて作れるはずがないし、欲しい人がいないでしょ」

と平然と農業推進の立場にいる方が口にすることはなくなって欲しいですね(笑)。

情報を正確に収集していない結果の誤った先入観かと思います。

有機栽培でも日本の気候で質の高い野菜を十分栽培できます。

むしろ、植物生理学、土壌学、微生物学、遺伝学、分子生物学を正しく学べば、自然界の法則を無理なく活用し、知を強化しながら、楽しい作物栽培ができるようになります。

いかなる情報を見て、どのようなプロセスで思考し、判断すれば先のような意見になるのか。

何を言っても否定されるので

「そうですよね。自分は経験値が浅くてよくわかっていないものですから。ピンボケのことを言っており、失礼しています」

と当時答えましたが、内心はやっぱりとても残念な気持ちになりました。

交通アクセスが整備されておらず、インターネットもなかった時代ならまだしも、現代の高度情報化社会で「これまで通り。これからも」はあまりにもリスクが大きい考え方であり、行動だと思います。

マーケティングというほど大袈裟なことをしなくても、ネットでの情報収集で冷静に世の中を見て、どう行動すれば良いか簡単に明らかになるはず。

コンピュータやスマホのOSが日々アップデートされていくように、農法や農産物だってアップデートの対象に当然なりえると思います。

誤解をされてはいけないので念のためにですが

「何がなんでもオーガニックでなければいけない」

という盲信的な考え方を私は持っていません。

むしろ様々なやり方があって良いと思っていますし、TPOが大切です。

しかし

1900年代の工業社会・大規模生産型産業のデメリットを反省し、地球環境・自然循環の視点を持つ人が増え、エコやリサイクルの価値観が世界的に高まって来ている背景(SDGs)があります。

科学的根拠に基づいた未来社会に向けた農と食のあるべき姿と根拠が記載された論文が多数出ている昨今、人々の意識が変化し、これまで以上に食材選びとニーズも多様化してきています。

とは言え

専門性に乏しい情報と思考でモノを言っていても信頼を得られないので、信州大院修士課程で2年間、基礎研究を重視するラボで研鑽に努め、現場での肌感覚を大切にし、農業に取り組みました。

お客さんの反応やフィードバックも大切にしました。

その結果、自然界の性質と法則を理解し、高品質の野菜栽培をオーガニックで目指すメソッドの方が圧倒的に知的刺激があり、自分自身も面白く、お客さんにも喜ばれるということです。

オーガニックとは「ニーズがあるから作りましょう」という短絡的なことでは本来なく、自然界と人間との結びつきを取り戻す行動であり、心と身体が根本から喜ぶ感覚を自分の手で一つひとつ築いていくプロセスそのものだと思います。

自然豊かな長野こそ世界水準で勝負できるポテンシャルが高く、努力次第ではトップクラスの水準をねらえるはず。

意識のベクトルが近い人達が協力体制をつくり、情報発信を継続し続けることが大切でしょう。

一歩一歩の積み上げしかありません。

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ここのえ店主 水谷 翔

ここのえ店主水谷 翔

長野県北部戸隠で花豆栽培を中心とした農業を営みながら、農業体験ができる農家民泊、自家菜園や近隣の地区で採れた地のもの、旬のものを使った農カフェを運営しております。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

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