2020/11/042020:11:04:17:38:13

心の声に従って旗を立てる威力

戸隠は今が紅葉最盛期です。鮮やかに染まった葉の色に目を奪われます。

10日前、新しい進路報告の際に「治療家になる。世界基準のリトリートをつくる。」という旗を立てました。

「できるかできないかではなく、今この瞬間に心が燃焼し続けているのが面白い」とも書きました。

心の動きに従って書いた影響か、沢山のエールとメッセージを私の個人アカウントのFacebookメッセンジャーにお送り頂きました。

わずか10日で私一人の力では到底知り得ない貴重な最新の中医学関連情報や海外の時流、非常に腕の良い治療家の先生のご紹介、将来コラボできたら良いね、と言った前向きなお話しが沢山集まってきました。

世の中には一般的には知名度は低くても化物みたいなレベルの治療家がおられますね。

鍼灸師とか東洋医学には、ぶっ飛びオバケ級のスキルの治療家がウヨウヨいるのが業界の魅力です。

あぁ、なんて興奮するんでしょうか。

ありがとうございます。

ビジョンを掲げ、旗を立てる威力って凄いですね。素晴らしいです。クセになりそうです。

クセになって、勝ちグセも付けて、さらに飛躍して行けたら、もっと面白い世界に足を踏み入れ、魂が奮い立たされる刺激的な人達とも会えそうですね。間違いないはず。

だから挑戦することって最高の贅沢だと思います。

ポジティブなお話しを持ち寄ってくださったのは、内容の性質上、医学畑の方が多かったのですが、十中八九共通されていたのは「旗を立てて行動し成果を上げてきた経験をお持ちである」ということです。

「私はこれをやるんだ！」と強い意志を持って事に臨む経験は、相手の状況や迫りくる壁や課題が手に取るようにわかるようになってくる分、内面への共感の高さに転じ、相手との見えない心理的な結びつきを強化する術を体得できます。

教科書やWEBコンテンツを読んでいても身につかない領域の知恵ですね。

これって仕事をしていく上でめちゃくちゃ重要です。

旗を立てた人に対して「１年後にはこうすると良いですよね。３年後はこういうのが必要でしょう」と誰でも考えられるような内容のアドバイスを一方的に自分がマウントをとっている姿勢にさえ気づかず、平気で発言されるケースもあります。

これを聞くと「あぁ、この方って自分一人だけの力で旗を立てた経験が多分ないんだろうなぁ。だから焦る気持ちを相手に投影したくて聞いてもないのに言ってしまうんだろうなぁ」と感じます。

つまり、発言の本質が相手の心の動きへの「共感」にあるのではなく、相手の行動に対する「分析」にしかなっていないということです。

私自身「分析フェチ」な性格の人間なので「分析」のみでは大した未来はできない。考えすぎて行動にさえ移せない状態に陥ることがある。と痛いほどわかっています。

昔は分析ばかりでなかなか行動できない自分に嫌気がさしていた時期もありました。人生基盤を整えるべく猛烈に読書はしていましたが。

「分析」は大事ですが、「分析」よりも「熱意」と「行動」の方がもっと大事。行動し出すと「分析」なんて自分で勝手にし出しますから。

しかも、業界予測水準の分析って、恐ろしいほど膨大なデータに対してしなきゃいけないので、もはや社会変数が不規則かつ夥しい量の現代では個人だけの力ではほぼ不可能。

それよりかですね、自分の心の声や五感に従う勇気を持つ力を養った方が吉だと思ってます。

そういう判断は心の爽快感が違いますから。

社会情勢がこんなに大きく変わっていっており、正解がますますわからない時代に突入しているので、これはチャンスと思って大胆に行動を続けたいですね。

気づけば11月に入って数日経過。新しい年までの２ヶ月の坂も駆け上がっていきましょう！