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金の季節〜リトリートのお食事〜2020/09/21

SUN AND MOON

2020/09/212020:09:21:15:48:01

金の季節〜リトリートのお食事〜

9/19-21に開催された「回復力リトリート」が好評のうち、無事終了いたしました。

シャーマニックワークに造詣が深い宮島美貴さんが主宰され、西野みかこさんのカードリーディング、そしてTHE KOKONOE亭主がゴングワークを担当しました。

リトリートでは、お食事も大事な要素ですので、特別のお献立で提供させていただきました。

▶︎リトリートとは?

今回は、ファイブエレメント(五大元素)に沿ったワークをされたので、木・火・土・金・水の講義もありました。

ありがたいことにお食事についてのミニ講義もご依頼いただき、ちょうどこの季節にマッチした「金」のエネルギーに沿った献立をお作りしたのですが、すでに講義でファイブエレメントの説明がなされていたため、大変スムーズにご説明させていただくことができました。

金のエネルギーの食事

木火土金水(もっかどごんすい)のファイブエレメントは、別の言い方では陰陽五行になり、それらは季節と連携しています。

今は秋、五行でいうと「金」のエネルギーの季節です。

THE KOKONOEの直菜園や近隣で採れる季節のもの・旬のものを取り入れながら、「金」のエネルギーを少し意識してみました。

今回お食事に取り入れた金のエネルギーを持つ食材の特徴としては、

1. ピリッとした辛み

2. 乾燥野菜や根菜

3. 白い色

4. タネの小さい果物

です。

提供したメニュー(夕食&朝食)の一部は、以下です。

●大根の酒粕豆乳マヨネーズ和え

●梅酢レンコン

●切り干し大根の煮物

●ピッツォッケリ(蕎麦粉のパスタ)の豆乳クリームパスタ きのこ&栗

●とろろ昆布と生姜のお吸い物

●白ごま豆乳葛プリン(イチジク、白木耳、シナノパープルを乗せて)

●黒豆入りひじきの煮物

●玄米味噌のお味噌汁

等々。

蕎麦は厳密に言うと、水のエネルギーの食材ですが、そこは蕎麦のメッカ戸隠という地の利を生かすということでご愛敬です^^

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金のエネルギーの効能は?

金のエネルギーが関わる臓器は、肺と大腸です。

つまり、秋は、肺と大腸の季節なので、そこに不調が出やすいことがあります。

不調とは、自然界の中(又は環境の中)で、人がバランスを崩してしまった時に起こる現象と陰陽理論では考えられているので、

そうならないためにも、もしくは、そうなったときの回復方法として、お食事で金のエネルギーを取り込み、自然界とのバランスをとりましょう、ということです。

ただし、気をつけなければいけないのは、不調があった場合、いつものようにお食事をして、そこに金のエネルギーをお薬のようにプラスオンするのではないという点です。

もし、普段のお食事で、添加物や体に負担がかかるもの(油っぽい高脂肪、しょっぱい高塩分、甘い高糖度等)を召し上がっているようでしたら、それらを食べることを一旦やめることです。

例えば、コンビニのお弁当、カップ麺、ヘルシー系ではないインスタント食品、ファストフード、ケーキやスイーツ類などです。

プラスオンではなく、削ぎ落としの食事が基本となりますので、大食も控えた方が良いです。

少食を心がけ、金のエネルギーの食事をリプレイスするような形でで取り入れると良いと思います。

また、「何を食べるか?」も大事ですが、「どう食べるか?」も大事です。

孤食やながら食べはせず、よく噛んで、お食事と向き合い、できれば、友人や家族と楽しく食べることも食事の本来持つ大切な要素の一つかもしれません。

これからは食欲の秋、美味しく、楽しく、健康に楽しめると良いですね。

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THE KOKONOEシェフ 水谷 江希

THE KOKONOEシェフ水谷 江希

小中高をシンガポール・アメリカで過ごし、絵画修復士となるため奨学金を得てシカゴ美術館附属美術大学に合格。両親の都合で帰国し、筑波大学に入学。卒業後、外資系メーカーに入社し、プロダクトデザイナーとして働く。その後食の世界へと転身し、料理教室の開催・講師業を務める。2020年、シェ・パニースへインターンシップのため渡米。料理研鑽に励み、現在に至る

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