ここのえブログ

地に響くEARTH RESONANCE

自然界の美しいパターンを取り入れて心地よい空間をどう作るか?【やり方のコツ】

2020/02/05

MACROBIOTIC SIDE

2020/02/052020:02:05:11:24:57

自然界の美しいパターンを取り入れて心地よい空間をどう作るか?【やり方のコツ】

こんにちは、KOKONOEの水谷翔です。

リアル研究農民です。

農家民泊(紹介制)とファーマーズレストラン(予約制)を運営しています。

今日こんなツイートをしました。

宿泊業の大きなやりがいは
 

新しい出会いとご縁。お客さんとの一期一会なんですよね。
 

リピートして下さる方や親しくなって何度も足を運んで下さる方々(とっても嬉しいです)もいらっしゃいますが、お客さんとの一期一会はとても大切です。

人生・仕事が豊かになるポイントだったりします。

人と人とのつながりが生み出す可能性は計り知れません^^

結局はご縁による人と人とのつながりかな、と思っています。

それを考えると、夕方チェックインで、翌日午前中チェックアウトという24時間に満たない短い時間だったとしても、私達に出来る最大限のおもてなしはさせて頂きたいもの。

KOKONOEのビジョンの1つが

「お客さんの豊かな時間と空間に貢献したい」
 

です。

そのため、快適で気持ちの良い場づくりを意識しています。

ポジティブなご感想をこれまで沢山いただきました。

ホント、感謝しています。

最高の褒め言葉は

「もう帰りたくない」

です。

そして

「空間づくりのコツは?」
 

とご質問いただくケースが多かったので、ブログ記事にしています。

前回のブログ記事では「生きているものを置く」という視点でまとめました。

▶心と身体の癒し&パワーチャージ空間づくりのためには?【"生きている"は動的な力】

 

今回は「《形状》のチカラを活かした空間づくり」の視点で深堀りしていきたいと思います。

店舗づくりや室内インテリアのヒントにしていただける内容があれば幸いです。

私自身も情報発信をすることで、ブラシュアップのヒントを得ていきたいと考えています^^

 

自然への観察眼が人の心が感動するインテリアにつながる


 

私の大切にしているインテリアの判断基準は

「物や場に自然界の法則やパターンが高い水準で反映されているか」
 

です。

例えば、この写真をご覧ください。

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iittalaのウルティマツーレのガラスボウルに水を張り、エディブルフラワーやハーブを浮かべています。

去年の9月頃の写真ですね。

自然物をそのまま生かせる時期は、豊かなインテリア素材が沢山あります。

色彩・形ともに抜群です^^

説明不要って感じではないでしょうか。

これは昨日のブログ記事の「生きているものを置く」とも重なります。

次にこちらです。

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KOKONOEのブログ読者の方ならご存知の方も多いと思いますが

紫花豆(高原花豆)
 

です。

自然物そのまんまです。

紫と黒のまだら模様が綺麗なんですよね。

思わず触りたくなり。

皆さん、触られます。

猫も大好きで、花豆でサッカーしています^^

天日乾燥をさせた花豆を戸隠の伝統工芸・竹細工に入れて置いています。

次にこちら。

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左側は天日乾燥させた花豆の鞘なんです。

インテリアに結構GOOD!

小さい時って大きな鞘に謎に感動しませんでしたか?

小学校の校庭や公園や山に這っている植物の鞘に妙に惹かれる心境があったことをよく覚えていて^^

幼少期の自然への心の感動ポイントがインテリアのヒントになります。

右は何だと思いますか?

これはマコモダケを乾燥させた葉っぱです。

イネ科のため、葉がシュっと長いのが特徴。

これも映えます。

見て楽しい、食べて美味しい食材は重宝しています^^

デトックスティーにもなります。

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宿泊の方のタオル類などは先ほど花豆と同じように竹細工に入れています。

手仕事の温かみを感じますよね。

私も大好きなんです、戸隠竹細工。

地域に昔から根付く伝統工芸品を取り入れることもオススメです。

大量生産品や工業製品にはない魅力がありますし、微妙にそれぞれ大きさや寸法が違うのもステキな点です。

でも、工業製品にも良い点は沢山あります。

組合せとバランスが肝要だと思います。

 

付加価値が高い1点ものは組み合わせが大事。ネットで粘り強く探す。


 

ネットのショッピングサイトが非常に充実している現代です。

中古品やリサイクルショップも沢山あります。

私は感性にマッチする1点ものをネットで探すことが多いです。

大量生産品だけでインテリアを整えてしまうと

・どこかで見たことがある

・新品ばかりなのになぜか奥行きに欠ける

・見る人が見るとこだわりの浅さが一瞬でわかってしまう

という状況を招きかねません。

しかも、全て同じショップで買ったものだと、そのショップによく行く方がお越しになった場合、すぐにネタバレしてしまいますよね(笑)。

そうなるとお客さんの心の豊かさへの貢献度合いは下がってしまいます。

様々な情報とリアルとネットを問わずアンテナ高く探すと良いと思います。

海外サイトでの購入もオススメです。

日本では見たことも聞いたことのないような商品が山のようにあります。

送料が高くつきますが、感性と価値観にマッチするものを取り寄せれば独自のムードを間違いなく出せます^^

インドネシア、トルコ、ドイツ、アメリカやアフリカの現地の方々がやられているショップサイトや海外の民芸品を扱っているWEBサイトをよく覗いています。

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これはトルコの水差しです。

デザインが凄く素敵だなと思いネットで探していたのですが、なかなか思う水準のものがなく、たまたま東京に行った時にトルコ商品専門の路面店で見つけました。

もしかしたら現地では既製品かもしれませんが、日本にあれば1点もの感がバツグンに出ています。

水差しに使えなくもないのですが、出量が微妙すぎて実用的ではありません(笑)。

完全にインテリアですね。

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これは珪化木です。

木の化石ですね。

日本産か海外産かわかりませんが、ヤフオクで発見しました。

こういう商品って高額だと思われがちですが、根気よく探していると意外なほど安価で出品されている場合があります。

時間とお金に余裕がある方は良いですが、実際はなかなか大変ですよね。

なので、私はすぐに見つけようとは思わず、もし見つかればくらいな気持ちで時間の隙間に魅力的な1点ものを探しています。

こちらはホントに「え!?」って言うくらい安かったです。

ラッキーでした。

mt-20200205103045.jpgのサムネイル画像

これは大家さんが所有されていた木のオブジェです。

昔の農家って手先が器用な人が多く、自前で工芸品クラスのものを作ってしまいますよね。

山の賢者達って凄いな、って感動するポイントです。

自然界由来の変わった形がむしろ良く、使わせていただいています。

最近は玄関に置いてあります。

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これは花豆の日本画と靴下の製造時に出る廃糸を有効活用した残福モンスターズという人形です^^

日本画をお書きになったのは画家の栗原由子さん。

「画家にならなかったら生物学者を目指していたかも」と言う栗原さんが書く日本画はとても緻密です。

写真ではわかりにくいですが、色の濃淡とデザインの緻密さが驚きます。

私は勝手に日本画版のエルンスト・ヘッケルと呼んでいます。

▶栗原由子のポートフォリオ

 

残福モンスターは靴下製造メーカーとして日本を足元から支えている長野のタイコーさんという会社の企画です。

エコの視点から廃材を有効活用されている面白い企画です。

絵本にもなっていて、KOKONOEにお越しになられたお子さん連れのお客さんが楽しく読まれていました^^

▶タイコーさんと糸くずから生まれた残福モンスターズ

ここでもやはり人と人のご縁。

お二方ともKOKONOEにお泊り下さっていて志やビジョンを語り合う時間を過ごさせていただきました。

知人の繋がりによる、想いのこもった1点ものが場所の価値を高めてくれます。

単なる1点ものにはないストーリーがそこにありますから。

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これは玄関のWelcomボードです。

何と作ったのは男子中学生。

クオリティの高さにびっくり!

地域連携での農家民泊受入れで都市部から泊まりにきてくれた子がプレゼントしてくれました。

大切に使わせてもらっています^^

彼はクリエーターを目指していると目標を語ってくれました。

こんな早期からビジョンを明確に描いている姿に刺激をもらいました。

きっと将来は有名なクリエーターになることでしょう^^

 

 

空間づくりは人とのご縁の交差点にもなる


 

こうやって見てきて改めて思うのは、お客さんが過ごす時間・空間づくりには沢山のご縁が繋がっているという実感です。

そして感性と価値観が人との出会いによって磨いていただけます。

縁あった方々の足跡が聞こえてくるようなモノが適切に置かれることで、豊かな空間づくりにつながります。

有名な宿泊施設のようなラグジュアリーさや洗練感には欠けるかもしれませんが、小規模の宿泊業にしか出せない魅力は人の縁が大きな力になってくれます。

縁を大切にし、アーティストさんの1点ものを積極的に空間に取り入れることが、インテリアのブラッシュアップの醍醐味ですよね^^

インテリアのセレクトの際にこのやり方を活用してみてください。

縁も出来て、室内もステキになる。

良い循環です。

 

インテリアのための自然の観察眼を高めてくれる参考図書


 

最後に参考図書のご紹介です。

私はインテリアの専門書よりもアート、ライフスタイル、図鑑に目を通すことの方が多いです。

「自然への観察眼を高める」目的で読み、その感性でインテリアを選ぶようにしてきました。

本当に面白く、感性が刺激された書籍を3冊だけご紹介しますね。

 

『黄金比:自然と芸術にひそむもっとも不思議な数の話』スコット・オルセン アルケミスト双書

1:1.618の比率は有名ですが、クリエーターさん達が使うまさに黄金ルールだったりします。

自然界の至る所で発見される法則だけあり、インテリアに活かせば面白いのでは、という視点も得られます。

まぁ、自然界の全てが黄金比で動いていると言い切れるほど単純ではありませんが、色々な着想を与えてくれことは確かです^^

 

『世界で一番美しい元素図鑑』セオドア・グレイ 創元社

全世界100万部、国内25万部のベストセラーだそうです。

ワクワクするインスピレーションがドンドン出てくる図鑑です。

私はケミカル系は全然得意じゃないのですが(苦笑)、図が綺麗で実生活の中での実感も得やすいので重宝しています。

インテリアへのヒントにも富んでいますね。

 

『Bali Modern: The Art of Tropical Living』Gianni Francione Periplus Editions

副題の「The Art of Tropical Living」なんてワードが刺さる私です(笑)。

そう、住空間もこそアートなんですよね、突き詰めていくと。

日本の古民家もそうですが、熱帯雨林の中での暮らしで培われたバリの建造物なんて本当にアートそのもの。

インテリアへの数々の着想を受けています。

バリ関係の書籍はいくつか持っていますが、これが今のところ一番好きな書籍です^^

 

まとめ:インテリアは多様性に富んだ自然物を取り入れて人の縁を活かすこと


 

今回のブログ記事のまとめです。

 

①自然の中に入ったり、参考図書等を活かして観察眼を磨く努力をし

②感性で面白いと思う自然物を手に取り

③実際に室内に置いてみて調和とバランスを肌感覚で確かめる

④リサーチは1点モノを中心に探し

⑤クリエーターさんのこだわりの1品を縁を活かして取り入れる

 

何かヒントになれば幸いです。

次回のブログ記事では視点を変えて書きたいと思っています。

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ここのえ店主 水谷 翔

ここのえ店主水谷 翔

長野県北部戸隠で花豆栽培を中心とした農業を営みながら、農業体験ができる農家民泊、自家菜園や近隣の地区で採れた地のもの、旬のものを使った農カフェを運営しております。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

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