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インフルエンザ予防にアロマ 〜ユーカリとティーツリー〜2020/01/16

SUN AND MOON

2020/01/162020:01:16:14:20:21

インフルエンザ予防にアロマ 〜ユーカリとティーツリー〜

寒くなると猛威を振るう恐ろしいインフルエンザ。

学級閉鎖になったところもあるかと思います。

東京都では未だ流行注意報発出中です。

寒さに慣れていて、元気そうに見える長野県民。

実は、A型・ B型・C型の全3種類が発生してしまっている県が全国で10都道府県あるのですが、長野県はそこにランクインしてしまっています。。。(1*)

悲しい。。。

かくいう私も、戸隠に越して2年目の冬に、初めてB型インフルエンザにヤラれました。

お客様が多く出入りするお店で接客をしていたことも理由かもしれませんが、

●手洗い、うがい

●加湿する

●体を休めて、温めて、体調を整える

といった基本的な予防策を怠っていたような気もします。

これにプラス、私が実際にやってみて良いと感じたものをご紹介します。


インフルエンザ予防にアロマ


アロマテラピーという言葉を聞いたことがある方は多いと思います。

植物から採取した精油(エッセンシャルオイル)を利用し、健康や美容に役立てていく自然療法です。

精油は、主に香りを利用します。

香りを嗅ぐことでインフルエンザ予防につながる精油があります。(2*)

2つとも優れた殺菌作用が期待できるもので、ユーカリとティーツリーです。

IMG_7538.jpg

⬆︎私が使っているのはニールズヤードのアロマオイルです。100%オーガニックがポイントです。

精油もいろいろなメーカーが存在しますが、それなりの効果を得るには、化学的ではなく天然の精油成分の純度・含有度が高く、安全なものがオススメです。

もちろん、価格は含有する精油成分のパーセンテージによって左右されますが、高品質のものを購入した方が良いと思います。

実は、我が家の庭先には、

IMG_9424.JPG

ユーカリ.jpg

ユーカリの木があります。

このユーカリの木にまつわる話はまたいつかしたいと思います。

この木の種類は、精油に使われている種類、ユーカリ・グロブルスではありません。

でも、良い香りがするので、たまに枝をお風呂に入れることもあります。


精油はどう使うの?


アロマテラピーは精油の香りを主に利用するとお伝えしました。

精油の香りを取り入れること、つまり、嗅ぐことが良いのです。

嗅ぐやり方は幾つかありますが、4つをご紹介します。

1. アロマディフューザーを使うことです。一番手っ取り早く、楽です。

IMG_7542.jpg

⬆︎我が家で使っているアロマディフューザーです。精油をガラスの器に直接入れ、微粒子を空気で効率よく拡散させるタイプです。電源は必要です。

水を使わないので、霧は出ません。

⬆︎同じメーカーの別タイプでこういったデザインのものもあります。

2. マスクにたらして使います。

高速バスや電車などの多くの人がいるほぼ密室のような場所の時に使うやり方です。これも手っ取り早いです。

3. 洗面器にお湯を張り、精油をたらして蒸気を吸います。

蒸気を吸う時は、タオルなどを頭からほっかぶりして、洗面器を覆うようにすると、香りがこもり、十分に吸うことができます。特別な器具を使わずにできるのがメリットです。

4. 加湿器にたらして使う。

部屋の保湿も香りも両方できるのがメリットですが、加湿器によっては、精油を使えないものもあるので注意が必要です。加湿器の説明書を必ずご確認の上、お使いください。


精油で注意することは?


植物由来の精油成分だからナチュラルで安心、と思う方も多いと思います。

しかし、精油成分には、妊婦さんや子供、授乳中に不向きなものや光毒性の可能性があるものが存在します。

また、犬や猫のいるご家庭や部屋では控えた方が良いアロマもあります。

こういった禁忌は、精油を購入する際に、お店の方にに必ずお尋ねください。

香りに癒されながら、無理なく、健康や病気の予防になるアロマテラピー。

気になる方は生活に取り入れてみてくださいね^^

1* http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/assets/flu/2019/Vol22No12.pdf

2* https://www.researchgate.net/publication/267035381_Anti-influenza_virus_activity_of_essential_oils_and_vapors

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THE KOKONOEシェフ 水谷 江希

THE KOKONOEシェフ水谷 江希

小中高をシンガポール・アメリカで過ごし、絵画修復士となるため奨学金を得てシカゴ美術館附属美術大学に合格。両親の都合で帰国し、筑波大学に入学。卒業後、外資系メーカーに入社し、プロダクトデザイナーとして働く。その後食の世界へと転身し、料理教室の開催・講師業を務める。2020年、シェ・パニースへインターンシップのため渡米。料理研鑽に励み、現在に至る

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