こんにちは、KOKONOEの水谷翔です。
今日こんなツイートをしました。
未来は自分達の手で創っていく。自分達の身体は質の高い食べ物で創っていく。質の高い食べ物は手間暇かけた野菜栽培と選択眼を磨き購入する。質の高い野菜は肥沃な土壌で創る。肥沃な土壌は微生物の機能と働きを理解して生み出す。微生物の遺伝子を分子レベルで理解する。遺伝子はどこから来たのか?
-- 水谷翔(Shou Mizutani) (@shou_mizutani) January 23, 2020
真面目系のツイートです(笑)。
でも、これはいつも意識していることなんです。
例えば、一粒の花豆を収穫するまでのプロセスには驚くような複雑な自然界の反応が生じています。
そのメカニズムを理解していくことがまず楽しいんですよね。
翌年の作付けの時に改善策を実行し、品質と収量が向上すれば生きた知恵が溜まります。
逆に失敗したら失敗したで得るものもあります。
要は問題提起と未来に対して積極的なスタンスを取っているかが大切だと思っています。
それも意識できる限りミクロな領域まで配慮し、ミクロレベルからこだわれるだけこだわった毎日を継続していくことが肝要かと。
ツイートはこの考えで書きました。
農業にしても、KOKONOEのスタートにしても、もう数えきれないくらい
と聞かれました。
答えはきまっていますよね。
です(笑)。
起業経験者の友人・知人は
と一度も言いませんでした。
と。
科学者の先生方は
と聞いてくれました。
と応援してくださいました。
成功できるかできないかに気を取られて悩んでいたら時間なんてあっという間に過ぎていって最も大切な不可逆資産である時間は二度と帰ってこないのに。
確かに目標と計画の立案は大切だと思います。
私も必ずやるようにしています。
むしろプロにコンサルに入って頂いてお金をかけてでも綿密な計画を立てる場合も少なくありません。
本気でやるときは、商品・顧客・環境マトリクス、ロジックツリー、アクションプラン等を使ってじっくりやります。
これがないとフィードバック分析が出来ず、大幅な時間ロスになるからです。
では、目標と計画があれば成功するか?と言えばそれは違いますよね。
目標と計画は未来に対する打ち手の精度を向上させていくために存在していると考えています。
あまりにも早く変化する時は、せいぜいお守りくらいにしかなりませんが(笑)。
直感を優先するケースも。
やってみる→思ったより上手くいかなかった→何が上手くいかなかったか?→改善する(改善しない)。→またやってみる(その選択肢はやめる)のループ
やってみる→思った以上に上手くいった→それは強みか?→強みと特化する→成果につながったか?のループ
を延々と繰り返していくしかないと思います。
それで気づいたら10年くらい前に立てた目標計画を久しぶりに見返したところ、その大半が達成されていた、ということがあると思います。
しかも何かにチャレンジをすれば結果はどうあれ思った以上に体験のノウハウが蓄積されていきます。
この積み上げがモノを言うんですよね。
先日からブログで書いている通り、先端の情報テクノロジーを使いこなして成果を出している起業家達や情報のプロ中のプロでさえ、数年後はわからない、と言っています。
時間の性質を立ち止まって考えればわかるのですが、実は毎日の積み重ねが過ぎているだけです。
成果を上げる秘訣は時間の観念を強く意識することだと昔恩師から学びました。
ということは、「最高にコミットした!今日はやり切ったぞ!」と思える毎日を送っていくのがBESTだと思います。
まさに"今日一生"なんですよね。
高校が同じだった友人が昔こう言っていて、ホント、その通りですね。
私達の体験ですと、目標を持って毎日取り組んできたら1年でかなり多くのことが達成でき、成長と発展を実感できます。
もう1点。
は誰かが作り出した仕組みとレールに沿った価値観で考えていないか?ということです。
もしこの価値観に知らず知らずのうちに囚われているとしたら、終身雇用制度が随分前に終わったと言われ(さらに加速していく可能性がある)、1年で劇的な変化をしていく現在の日本の社会情勢の中でドンドン苦しくなっていくと感じます。
一つの会社や組織で30~40年働き続ける仕組みそのものの変化が年々明るみに出るようになってきました。
多くの方がニュースやレポートでお読みになって知っている通り、既存の職業のいくつかは近い将来に消滅すると言われています。
もちろん単なる予測ですので、ハズレも沢山あると思いますが、日本が大転換期にいるのは確実だと思います。
ということは、自分の考えを現場で実行して得た自分独自の生きた知恵がモノをいうのだと考えます。
自分達の未来、仕組み、進路は自分達の頭で考えて作っていくことをKOKONOEでは大切にしています。
土作りや微生物の遺伝子の分子レベルの摂動から考え、自らがワクワクする方法でミクロな領域からの組み立てにこだわります。
先行きが見えない社会情勢とは言え、ブレークスルーの突破口は必ずあるはずです。
それは、志を持つ人、夢の実現に向かって頑張っている人、独自の専門性を持つ人とのつながりによるイノベーションとリアルなアップデートだと思っています。
彼ら、彼女らは求心力があります。ゼロからイチを生み出すべくチャレンジする人は時に奇跡を起こします。
自分の頭では考えもつかなかったワクワクするような奇想天外なアイデアはコラボレーションから生まれてきます。
波長の合う人との繋がりがこれまで以上に大切になる社会に移行するムードがネットを起点に既に生じてきていますよね。
そんな素敵な方々との出会いと縁を楽しみにKOKONOEは毎日チャレンジしています。
今日の締めくくりに自ら問います。
「今日は 何を 何のために どれくらいコミットできたか?」
来客対応、修論修正、宿泊お客様対応準備、メール返信、室内清掃、ブログ執筆、SNS発信、コンテンツアイデア出し etc....
あ、年賀状の返事が全然できていない....
誠に申し訳ございません。もう少々お待ちを。
でも、トータルで今日も結構やれた?かな^^
医工学修士。信州大学大学院総合理工学研究科卒業。THE KOKONOEの経営と並行して修士課程に在籍し、先端生命科学の研鑽に励み学位を取得。植物優勢生育の条件を土壌微生物の比較ゲノム解析からアプローチし、学術と現場の両輪から探究。土づくりアドバイザー。ゴングパフォーマー。Sound Luxury 代表セラピスト。2021年より医療福祉専門学校にて鍼灸師の国家資格取得に向け研鑽に励む。
〒381-4102 長野県長野市戸隠豊岡327