ここのえブログ

地に響くEARTH RESONANCE

第一回戸隠もののけ祭り 開催レポート〈その参〉

2019/09/08

LIFE WITH NATURE

2019/09/08NEW

第一回戸隠もののけ祭り 開催レポート〈その参〉

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縁が集まり奇跡が生まれる


縁の浄化

愛樹 あと、もう一つ。人と人とが、縁あって集まって、だけど縁は腐れ縁になっていくじゃないですか。たとえば村社会もそうだし、政治もそうかもしれない。そうなると色んなことがおかしくなって来るけど、祭りは、祭りの熱狂は、それを一回空に出来る。

腰塚 無礼講の何でもありの中で、お前おかしいだろうってバーンと殴っちゃうような。長く寄り添った仲間との腐れ縁をふりだしに戻したり、その時にその人に必要な新しい縁をもたらす。それが祭りという場なんだよね。

愛樹 そう。人と人との関係性を出来るだけ純粋に保つ力。祭りは、そんな力も持ってるんじゃないですかね。

そして、鉦が鳴る。太鼓の音が聞こえる。

能書きはこの辺りで、そろそろおっ始めますか。

(もののけ祭り当日配布2,000部限定パンフレット祭りかぶく現代)

もののけ祭り、私自身も沢山のご縁を頂きました。

これまで接する機会が無かった地域の人達、アーティスト、ミュージシャンの方々との新しい出会いがありました。

しかも波長の合う人達ばかり。有難いですね。

"縁"を話題にする人が本当に多く、もののけ祭りで、価値観をシェアできる人達と同じ時間を過ごすことができ、幸せだったと振り返っている方もいました。

「あれは幻だったのかな」と数日後に感動の余韻を味わっている方も。

縁の不思議。

独自の世界を突き詰めていくことは容易ではありません。

しかも、それが芸事やパフォーマンスの世界となると一層だと思います。

並外れた熱量で信じる道を歩んできた方々が、もののけ祭りで縁が生じ、参加者もそのエネルギーを自然と受けて、心に響いたのではないでしょうか。

腰塚 その方たちは、インディペンデントがゆえ、個でありながらも勇気と本気度が違いました。その個を座にしてに世に発表する。日本をもっとスタイルのある国にするために、彼らに光を当てもっとみなさんに知ってもらいたいと思ったのです。その意味では、写真に写して伝えることと、表現の場(今回の祭り)を作って伝えることは、光を当てるという意味で一緒だと思っています。(BARKSインタビュー)

そして、もののけ祭りには、もう一つ大きなテーマがありました。

それは、"奇跡を起こす"こと。

大の大人が何を大袈裟なと思う人もいるかもしれませんが、腰塚さんは本気でした。

数日間降り続いた天気が当日の朝に回復し、太陽が昇ってきた瞬間(翌日からまた天気は崩れました)。

この時は、運営メンバー、出演者の誰もが「奇跡だ...!」と思ったに違いありません。

でも、一番の奇跡は何だったかと問えば、私は縁の集いによる自己刷新の機会だったと思います。

新しい縁が参加者同士で生まれ、考え方・価値観が変わり、普段の生活にも変化が訪れ、ひいては人生そのものの質が向上していく。

未来に続いていく縁のぬくもり。

そんな奇跡のSpiralが生じるきっかけにもののけ祭りはなっていた気がします。

腰塚さんがコンセプトを掲げ、先を見通し、「奇跡を起こす!」と放ち、祭り成功に向けて本格的に動き出してから約半年後の8/31、9/1の本番。

祭りのビジョンメイキング、コンテンツ制作、ブッキング等、膨大な量の実務をこなし、常に戸隠側に立ち、新しい風と流れが生じる種まきをされた腰塚さん、本当にお疲れ様でした!

▶「ものの祭り」開催への道のり 公式WEBサイト

9/1 二日目アメノタヂカラオの太陽祭


SANDHYA

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2日目のトップバッターのSANDHYA。高原に吹く風のように優しく気持ちの良いエスニックの音色とシャーマニックな祈りを感じさせる奥深い歌。アコースティックギター、タブラ、尺八の見事なコラボレーションでした。

佐藤タイジ & The New 阿波踊り

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説明不要の有名ミュージシャンの佐藤タイジが阿波踊りとコラボするという凄い光景です。

ロックテイストの曲の阿波踊りってどうしてこうも不思議とマッチするのでしょうか!?

めちゃくちゃ盛り上がってました!

sabunyuma

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迫力のアフリカンジャンベとダンス!

本格的な日本人によるパフォーマンスを初めて間近で見ることができ個人的に感動大。

アフリカンジャンベとダンスを聞いたことがある方ならよく知っていると思いますが、とにかくスピーディーで明るいムードが生まれ、周りが自然と巻き込まれていきます。

何がすごいかと言うと、激しいジャンベ演奏のパフォーマーの背中で赤ちゃんが眠っていること!

この光景、びっくりしますよ。でも、これが人間なんだ、親子なんだって。

切腹ピストルズ

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切腹ピストルズまたの名を江戸一番隊。

勢いが違う、気合が違う、世界観が違う。

音が鳴り始めると切腹ピストルズは、風貌を裏切らないオーラがバンと出ます!

動画は公開リハーサルの段階ですが、既に観客は盛り上がりたくてウズウズしている状態です。

パフォーマンスで最高潮に盛り上がった様子が以下!(やぐらの上から撮影)

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もう泥まみれのモッシュが盛り上がりまくっていまして。

これを楽しむために来ていた人、絶対多い!

隊長が「今日の演奏のテーマは"耕す"です」と初めに話していて、やぐら前が本当にその通りに!


やっぱり思いっきり弾ける祭りは爽快!

団紅 僕ら、色んなところから声をかけてもらって、祭りやフェスに参加するけど、いい祭りだなって思うのは、どれだけ極端な、激しいことをやっているか、ではないんで。ましては規模でもない。人が来てようが来ていまいが、やっているヤツらが、その土地で・人と人とのこういう関係性があって・だからやりたい・来てほしい。そういう思いをどのくらいの熱量で持っているか。たとえば、十年前に死んだ友だちがいて、そいつのやりたいことがこれだったからって、そんな理由でもいいし、と言うか、それで十分。

隊長の言葉、男気溢れていて、格好良いですよね。

オニワソト

和太鼓、ドラム、マントラの長野の3ピース。

3人ですが、世界観のエッジがたってます!

「最高!」「めっちゃカッコいい!」と歓声が上がっていました。

TURTLE ISLAND

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もののけ祭りの2日目トリのタートルアイランド。

大変な熱気、歓声の中、夕方の戸隠高原に魂の音とリズムと歌が響き渡りました。

巨きな熱量のこもった歌に感動し、涙している人もいました。

私はライブ初のタートルアイランド。圧倒されました。

大団円(飛入り共演)

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1日目、2日目の演者が集った大団円。やぐらが2日間で最も輝いていた気がします。

しし神炎点火 能勢聖紅 × 造形集団某 × 酔月 × 太鼓集団GOCOO ~ フィナーレ

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しし神の点火で燃え盛る炎は、2日間の祭りを幻に昇華させていくような趣。

炎をバックに、海外でも高い評価を得ている太鼓集団GOCOOの疾走感あふれるビートが場を最高に盛り上げていました。

フィナーレの花火!!

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"To burn always with this hard, gem-like flame, to maintain this ecstasy, is success in life."
Walter Horatio Pater

2日間を終えて―祭りは変革のための最高のシステム


日常生活、仕事、世の中に変化を求める人は多いと思います。

しかし、誰もが人は変えられない、自分が変わるしかないことを知っています。

そんな時、変革を求めるなら、祭りへの参加がとても良いはずです。

祭りは、エネルギーの高い非日常の時間・空間であり、変革のための最高のシステムであることを、もののけ祭りに関わらせて頂き、実感しました。

地域の光る資源と可能性に注目し、人のご縁を繋げ、やがて祭りの規模へと発展していく流れ。

貴重な経験をさせて頂きました。

コッシー(腰塚)さん、感動をありがとうございました!

来年はさらに面白くなりそうですね。

▶第一回戸隠もののけ祭り 開催レポート〈その壱〉

▶第一回戸隠もののけ祭り 開催レポート〈その弐〉

★戸隠もののけ祭り 公式ホームページ

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ここのえ店主 水谷 翔

ここのえ店主水谷 翔

長野県北部戸隠で花豆栽培を中心とした農業を営みながら、農業体験ができる農家民泊、自家菜園や近隣の地区で採れた地のもの、旬のものを使った農カフェを運営しております。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

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