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赤紫蘇ジュース2019/08/20

SUN AND MOON

2019/08/202019:08:20:15:36:52

赤紫蘇ジュース

今日は一時期、警報が出るほどの豪雨となった戸隠です。

しばらく、猛暑で暑い日々が続いていたので、恵みの雨となりました。
土砂崩れなど起こっていないと良いのですが。。。

今年は初夏が冷夏で日照不足だったこともあり、果菜類の生育があまり良くなかったようです。

そのせいか、我が家の赤紫蘇は、シーズン遅れで、今頃旺盛に繁茂しています。。。

やや季節外れな感じは否めませんが、せっかくなので、赤紫蘇を使ってジュースを作ることにしました。

ちなみに赤紫蘇は、薬膳では、体を温め、滞りを散らす効能があるのだそうです。臓器でいうと、肺・脾・胃に効果が反映されるらしく、消化不良・お腹の張りなどに処方されるらしいです。

暑い暑いと言って、冷たいものばかりを摂取していると、体の奥が冷えていることもあるかもしれません。

立秋をすぎた今、暦の上では本来は秋ですよね。

夜間が涼しい昨今ですが、タオルケットだけでは寒くて目が覚めてしまったことがあったので、遅れてやってきた赤紫蘇のピークは、実は理にかなっているのかもしれません^^


赤紫蘇ジュースの作り方


自家菜園から、無農薬・無化学肥料で育てた赤紫蘇を採取しました。

小さなひと束は、200g強。

赤シソ.jpg

1. 赤紫蘇をよく洗って、太い茎は除いておきます。葉っぱを丁寧に取る方もいらっしゃいますが、私は省力で、そこまで丁寧に取らないです。

2. お湯を沸かし、赤紫蘇を投入します。すぐに赤紫蘇の色が抜けて、緑色になります。15分ほど煮ます。煮た液を濾します。これでもか、と親の仇のようにぎゅうぎゅう押して、絞り出して構いません。

漉す.jpg

3. 絞り出した液体を鍋に移します。甜菜糖を加えて、火にかけ、煮溶かします。

砂糖とかし中.jpg

甜菜糖を使用しているので、白砂糖で作るよりも黒い液体です。

4. 火を止めて、レモン汁を加えます。クエン酸やりんご酢を加えるものが一般的のようですが、私はどちらの味もあまり好きではなく、レモン果汁にしました。
この手順は、必ず加えてください。ジュースにして飲むときに酸が加えられていないと、綺麗な赤色になりません。

5. 煮沸したボトルに移して保存します。冷蔵保存ですね。

溢れた液.jpg

ボトリングの中身はどす黒いですが、溢れた液を見ると鮮やかな色です。

ボトリング.jpg

ボトリングしたものは、うっすら赤いものの、やっぱりどす黒いです。。。

とりあえず、これで出来上がりです。


赤紫蘇ジュース、できあがり!


紫蘇ジュースの液体は、同量の水や炭酸水で割って飲みます。

赤シソジュース上から.jpg

今回は炭酸水で割ってます。

ボトリングの時はどす黒く、心配になる色合いでしたが、

綺麗な赤色のジュースに仕上がりました♫

涼しげです。

私は出来上がった後に、さらにレモン果汁と
ここのえオリジナルの百花蜜(https://togakushikokonoe.com/origin/2019/08/-160g.html#000248)を加えて、好みの味に調整しています。

百花蜜を加えると、華やかで、フルーティーな風味が口いっぱいに広がります♫

よろしければ、お試しください。

少しづつ涼しくなってきた戸隠高原ですが、まだ日中は暑い時間帯もあります。

農作業の合間にこれを飲んで、ブレイクしたいと思います^^

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THE KOKONOEシェフ 水谷 江希

THE KOKONOEシェフ水谷 江希

小中高をシンガポール・アメリカで過ごし、絵画修復士となるため奨学金を得てシカゴ美術館附属美術大学に合格。両親の都合で帰国し、筑波大学に入学。卒業後、外資系メーカーに入社し、プロダクトデザイナーとして働く。その後食の世界へと転身し、料理教室の開催・講師業を務める。2020年、シェ・パニースへインターンシップのため渡米。料理研鑽に励み、現在に至る

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