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春のデトックススープ

2019/04/04

AGRICULTURE SIDE

2019/04/04NEW

春のデトックススープ


春先の体調の変化



昨日と一昨日は春めいた戸隠でしたが、2日前は、とても、寒かったです。

私たちの住む地区では、積もるほどの雪はなかったのですが、連日の春めいた暖かい日が続いたあとの急激な気温の落ち込みには、思いの外堪えました^^;

今年は暖冬と言われましたが、帳尻合わせのように突然ドカっと雪が降ることが度々あり、年々降雪量が少なくなっているとはいえ、やはり例年通り寒い冬でした。それが戸隠の良さでもあります^^

西日本からお嫁に来られた地域の先輩から、

「ここの寒さに慣れるには、、、最低6年はかかるね。」

と言われたことを思い出し、私にはあと3年必要のようです。

この気温差が原因なのかはわかりませんが、昨日から突然大量の鼻水と時々咳、頭痛に襲われました。

これは、マクロビオティックで言うところのdischarge(排出)です。


体のデトックス反応とは?



こういった症状を多くの方は「風邪」と思われるのではないでしょうか。

あくまでも、マクロビオティックの考え方に基づいてお話しすると、これは体が起こしているデトックス反応になります

それは、冬の間に体内に不要物を溜め込んだ為、春にいらないものを鼻水・咳・頭痛という現象となって、体の外(または表面)へ排出しているという説です。

また、陰陽五行思想という自然界のエネルギーの捉え方を用いた言い方をすると、、、
冬は下降の重たいエネルギーで体の中に不要物が溜まっているのですが、春は暖かく軽い上昇のエネルギーにより、体が緩み、体内に溜めていたものがじわじわと流れ出し、表面化するという感じです。

マクロビオティックでは、こういった体のデトックス反応は、人間が持つ免疫力によって起こる自浄作用と考えられています。

ですので、薬を飲んで症状を押さえることはしません。

どういうことをするかというと、

①人間の体に備わった免疫力と自浄作用を生かす

②食べ物を使って、デトックス反応と免疫力を穏やかに促進する

③体に溜まったものを出して、楽にしていく

(ただし、あまりにもひどい風邪のような症状は、インフルエンザ等重篤なケースもありえますので、医師の診断をお勧めします)

つまり、溜まったものは、我慢せずに、抑えずに出し切る!という、根本治癒や体質改善を目的としています。それに、ここで出し切らなければ、体内に蓄積し続け、それがいつか大病を招くという考え方でもあります。

では、どのようにするのか?

それは、食べ物=薬のように扱います。

これは、医食同源という中国の薬膳思想でもあります。

一番良いのは、冬の間に不要物を溜め込まないことですが、これはなかなか難しい^^;

冬は例年と比べ、動物性たんぱく質やチーズなど多めに食べたことも私のデトックス反応の理由だと思います。


デトックススープを作ろう!



春に不快な症状が出た時、私の場合、お食事を少なめか食べないようにして、デトックススープに置き換えます。

ご紹介するデトックススープは、第一大根湯というものです。 

"毒素を吸着し、余分なものを分解する大根、抗炎作用のある生姜、血行を促す醤油が相乗効果を発揮します。"

(出典:大森一慧「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」より)

第一大根湯1.jpg

①大根おろしに、おろし生姜と醤油を加えます。

白い大根が望ましいのですが、支那大根しか手元になかったのでそれを今回は使用しました。

第一大根湯2.jpg

②そこに熱した三年番茶を注ぎます。

カフェインが少なく、体を温める効果があると言われている三年番茶を使うことがポイントです。

第一大根湯出来上がり.jpg

③できました!温かいうちに一気に飲みます。1日1回です。

三年番茶を使うので、デトックス茶かもしれませんが、醤油と生姜が効いているので、スープと言っても良いと思います。

今回は支那大根を使ったのでマイルドで美味しくいただけました。

飲み終わると、体がポカポカしてきます。

白い大根の場合は、かなり辛いので、空きっ腹や虚弱体質の方には刺激が強かったり、ということもあると思います。

その辺は、ご自身の体に合わせた大根の使い方や飲むタイミングを考えることが必要だと思います。

また症状によっては、使う大根の部位(頭なのか、尻尾なのか)を変えたりすることもあります。

食べ物は薬、と考えた時、その力の使い方はとても面白いです。

しばらくは、第一大根湯のお世話になりそうです。

すっきりして、軽やかな春を過ごしたいものです。

追伸:デトックススープが全ての方に効くとは限りません。あくまでも私の経験に基づいたものです。また、医療行為でもありませんので、お試しの場合は自己責任にてお願いいたします。

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ここのえキッチン 水谷 江希

ここのえキッチン水谷 江希

戸隠の農家民泊と農カフェのキッチン担当、時々おかみ。自家菜園や地域の安心安全・新鮮な旬の野菜を使い、心と身体に優しく、リセットする植物性中心のお食事を提供させていただいております。自家製発酵食品や伝統食も勉強中しながら実践中。このブログでは、食と健康に関する内容を掲載しています。

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