年の瀬も迫ってまいりました。
いかがお過ごしでしょうか?
今年は友人に会う機会に恵まれ、友人や仲間のありがたみをしみじみ感じています。
今回は友人が声をかけてくれたおかげで、マクロビオティックの仲間に会うことができました。
プライベートシェフ、カフェ女将、ヨガの先生、米粉パンの先生、クシやリマで活躍されている方々、超有名なナチュラル系パン屋さんで働いている方、皆それぞれに活動されていて、お話を聞き、良い刺激になりました^^
普段は、よほど寒い時以外はあまり動物性は摂らない私ですが、超久しぶりに女子会をするハレの日は、勉強を兼ねて、友人が予約を取ってくれた美味しいと噂の和食のお店でランチをしました。
めちゃくちゃ美味しそうな前菜でしょ♫めちゃくちゃ美味しかったです^^
金目の煮付け!!
デザート3品!!
感動のランチでした。料理長は女性で、とても気さくで優しい雰囲気の方。
金目の煮付けは最高で、濃すぎず、薄すぎず、ご飯が何倍でも進むお味でした^^
大変勉強になりました。
無論、次の日は、何も食べれず。。。
そんな私を見た母は
「何も食べないなんて大丈夫?!栄養足りないんじゃないの?!」
と。
いいえ、この状態でさらに食べたら、逆に胃腸炎か病気になりますから!
自分の体の状態に、耳を澄まし、何が必要か自分で判断し対処すること。
これはマクロビオティックの教えでもあります。
時には「食べない」という引き算をすることもメンテナンスの方法の1つであると私は思います。
正直、全く食べないということはないですが、この日はご飯とお漬物くらいで終わりました。
翌日は、体調バッチリ^^
お腹の調子もとてもよかったです✨
マクロやベジタリアン・ヴィーガンをしていると必ず聞かれるのが
「栄養やカロリーは足りているのか?」
ということ。
では、その一般的に言われているカロリーや栄養って、何?それは正しいの?
現代の栄養学はフォイト式です。近代栄養学の父とわれるミュンヘン大学のカール・フォイト博士により推奨された栄養学の考え方です。カロリー主体&肉食(たんぱく質)主体の彼の栄養学は、ドイツ軍の兵士を増強させるために推奨されたやり方であり、本来は必要ないのでは?とも言われています。
簡単に言えば、国の御用学者だったようですね。
もちろん彼はドイツ国から評価されたと思いますが、そのドイツ式の栄養学は、ドイツ人とは体格も、食習慣(代々食べ継いできたもの)も異なる日本人に本当に適していたのか?という疑問が個人的には残ります。
おそらく、日本がこの栄養学を導入した段階から、いわゆる食の欧米化や肉食が始まったと思うのですが、食の欧米化で年々病人が増えていると言われている現代では、あまりありがたい話ではない部分もありそうです。
また、カロリー計算に関しても同様で、1900年前半にウィルバー・オリン・アトウォーター博士が編み出した方法が今でも使用されています。それは、呼気中の二酸化炭素濃度を調べたり(消費カロリー)、排泄物を燃やして得られた熱量(食物のカロリー)をみたりするらしいのですが、
それって、計測した人種や性別、年齢、体質に左右されることなのでは??
一体誰の排泄物を基本に測っているの??
被験者は何人くらいで行われているの??
どのくらいの頻度でアップデートされているの??
と私はいつも疑問に思います。
こういったことは、栄養学を専門でされている方からすれば、ほんの序章の数行の話でしかないと思いますし、さらには栄養学を学んだことがない人々(つまり世間一般でいう概ねの人)は、この話もおそらく聞いたことがない可能性が高いでしょう。
つまりは、栄養はなんぞや?ということを理解していないぼんやりとした段階で、それを他者に問うたり、語るのは野暮なのでは。
それは、私も含めてでありますが、前出の栄養学の疑問に詳しくご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示いただければ幸いです。
しかし、前出の私の疑問がグレーゾンなのであれば、栄養もカロリーも、気休め程度の目安でしかないってことでは。。。?
(目安もそれなりに役に立つこともあるでしょうけれど)
もしそうならば、数値に頼るのではなく、ある程度は自分の体感覚で判断しても良いのでは。。。
と考えてしまいます。。。^^;
誤解のないように念のため申し上げますが、決して栄養学=悪ということではありません。ちなみに、栄養分析は今私がとても興味のある分野です。
さて、年末年始といえば、忘年会や新年会のシーズンです。
おせち料理から始まり、暴飲暴食になりがちな季節です。
一般的に言われているカロリーも栄養も、オーバー気味な季節。(いわゆる飲み過ぎ食べ過ぎです)
何を食べるのかも個人の自由ですし、人により必要な食べ物も違うわけで、食べ物そのものも良いとか悪いとかは本当のところ言えない部分もあると思うのですが、
「飽食の時代は、お正月におせちじゃなくて、断食の方がいいよね〜。」
という話を私の業界(?)では度々聞きます。
それもありかも^^
さて、今年を振り返ると、カフェに、民泊に、農業に、ブログに、ホームページに色々な立ち上げを経験することができました。なんとか動き始めることができ、関わってくださった多くの方に感謝を申し上げるとともに、これからも私たちにできることを邁進していきたいと思います^^共鳴する仲間も増やしていきたいです✨
皆様の益々のご多幸、ご健勝をお祈り申し上げるとともに、来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
胃腸を、お身体を、どうぞご自愛ください^^
良いお年を!
↓下の画像は東京・月島のベジタリアン・ヴィーガン・グルテンフリーに対応しているカフェ、マヌクーさんで開催された忘年会でいただいた美味しいお料理の数々。持ち寄りで米粉パンや米粉のケークサレ、ヴィーガンのチョコバナナケーキ等、素晴らしかったです♫グラタンは酒粕を使用しており、唐揚げに見えるのは大豆ミート。最高でした!!
小中高をシンガポール・アメリカで過ごし、絵画修復士となるため奨学金を得てシカゴ美術館附属美術大学に合格。両親の都合で帰国し、筑波大学に入学。卒業後、外資系メーカーに入社し、プロダクトデザイナーとして働く。その後食の世界へと転身し、料理教室の開催・講師業を務める。2020年、シェ・パニースへインターンシップのため渡米。料理研鑽に励み、現在に至る
〒381-4102 長野県長野市戸隠豊岡327